トレンドニュース

アリマンタシォン・クシュタールとはどんな会社?~概要・CEOについて解説~

マサキ

日本の大手企業セブン&アイがカナダの大手企業であるアリマンタシォン・クシュタール社から買収提案を受けたというニュースが話題になっていますね。

セブン&アイに提案するくらいだから相当大きな企業なんだろうけど、アリマンタシォン・クシュタールって一体どんな会社なんだろう?

そこで今回はアリマンタシォン・クシュタールがどんな会社なのかをまとめていきます!この記事を読めばアリマンタシォン・クシュタールの概要が見えてきますよ!

また、記事内では一部数値比較の為に(株)セブン&アイホールディングスのデータを引用しているので、どのくらいの規模なのか目安が付きやすいようにしています!

会社概要

アリマンタシォン・クシュタールは1980年に開店したカナダ・アメリカを中心としてコンビニを展開している会社です。

従業員数

総従業員数は約131,000名で、その大半は南アメリカが占めています。

※(株)セブン&アイホールディングスには157,177名が在籍。

世界全体でみると従業員数はセブン&アイと同等くらいとみてよさそう!

Annual-Report-2020-WEB_EN_20200708.pdf (couche-tard.com)

■従業員数内訳

・南アメリカ:約109,000名

・ヨーロッパ:約22,000名

店舗数

店舗数は世界で約13,000店舗です。

コンビニ以外にもガソリンスタンドも運用されており、アメリカ合衆国を主に、カナダ・ヨーロッパ、アジアを始めとした各国にも展開されています。

※(株)セブン&アイホールディングスの店舗数は世界で約85,800店舗

店舗数はまだまだこれから増えていきそうな予感がするね!

Annual-Report-2020-WEB_EN_20200708.pdf (couche-tard.com)

・アメリカ合衆国:7283店舗

・ヨーロッパ  :2710店舗

・カナダ    :2131店舗

・他国     :2347店舗

創設者・最高経営責任者(Founder & CEO)

創設者

創設者

・ALAIN BOUCHARD (アライン ブシャール )

1949年生まれ 74~75歳

アリマンタシォン・クシュタールは創業から40年を向かえており、従業員とともに更なる企業発展を目指したいとコメントされています。

ブシャール氏は牛乳店の店舗開拓から社会進出を始めました。自分の店を持ちたいという夢を掲げて勉強に励み、フランチャイズ2店舗の購入を経て独立後、1980年から2014年までアリマンタシォン・クシュタールのCEOを務めた経歴を持っています。

最高経営責任者(CEO)

2021 Retail Leader of the Year: Brian Hannasch (cspdailynews.com)

最高経営責任者(CEO) 2014年~2024年9月6日

BRIAN HANNASCH (ブライアン ハナシュ) 

ハナシュ氏は2014年からブシャールさんの次期CEOとして約10年間在任されています。アリマンタシォン・クシュタールのCEOであることに常に誇りを持ち、お客様の日々の生活がより良くなることを使命と掲げておられます。

そして10年間のCEO在任中に約8000店舗の買収を監督し、クシュタールの株価はなんと400%の上昇に至っています!

また、ハナシュ氏は既に引退を発表しており、後任は現最高執行責任者のアレックス・ミラー氏と報道されています。

最高経営責任者(CEO) 2024年9月7日~

・ALEX MILLER (アレックス・ミラー) 

ミラー氏は燃料小売およびコンビニエンスストア業界で25年以上の経営経験があり、ハナシュ氏からも「アレックスに任せておけば間違いないと思っている」とコメントがありました。

ミラー氏はクシュタールの歴史の中で3人目のCEO。
ハナシュ氏からも信頼されているし、今後の経営方針が気になる!

「サークルK」ブランドを展開中

サークルKと聞くと聞き馴染みがありますが、まさに日本で店舗展開していたあの「サークルK」です!

1978年に(株)ユニーが実施権許諾契約を締結したことをきっかけに日本で展開されるようになりました。(2016年にファミリーマートへの吸収合併が行われ、日本国内の店舗についてはブランド転換が実施されています)

海外にてサークルKは現在も展開されており、Xにて情報発信もされています。

季節外れになりますが、2023年のクリスマスに綺麗に彩られた店舗を紹介している投稿が目を引きました。

セブン&アイへの買収提案について

この度話題となった買収提案については具体的な真相が明かされていませんが、下記のような予想が多く見受けられました。

■商品開発力に注目した

■経営規模に目をつけた

円安の時期を機会とした

セブン&アイに限らず、円安傾向にある現状は日本の企業を買収するのにうってつけの状況なようです。

また、過去にもセブン&アイに買収打診をしたことがあるとのことなので、もともと企業そのものに魅力を感じており円安を機会にして今回の買収提案リベンジに至ったのかもしれませんね。

【2024/9/8追記】買収提案についての進展

買収提案についてセブン&アイ社から回答が公表されました。

詳しくは下記記事にまとめているので是非ご覧ください!

ABOUT ME
マサキ
マサキ
大阪府在住のサラリーマン

話題のニュースに関する、
皆さんの「なぜ?」にお答えできるような情報を発信していきます!
記事URLをコピーしました