2024年お盆の事故まとめ。川遊びには一層注意!
2024年のお盆休みがいよいよ終わりを迎えようとしていますね。
今年のお盆は地震への警戒・台風の直撃等の自然現象と隣り合わせにもなりました。
そして、毎朝ニュースを見るたびにどこかしらで事故が報道されていた印象を持っています。
今回はニュースにて取り上げられていた2024年のお盆期間に発生した事故の中でも死亡を伴ったものをまとめてみました。お盆は終わりますが夏休み期間は続きますので、類似の事故に遭遇しないよう情報の振り返りもかねてご覧ください。
死亡事故件数は21件(8/11~8/18)
死亡を伴う事故件数を21件確認できました。1日に2~3件発生していたということになります。発生日ごとの件数内訳は下記になります。
8/11:1件
8/12:2件
8/13:2件
8/14:2件
8/15:1件
8/16:2件
8/17:4件
8/18:7件
特に休み後半の発生件数が多くなっていました。すっかり身体が休みモードになり、精神的にも緩みが出始める頃に不運が重なってしまったようにも伺えます。
最も件数が多かったのは水難事故
今回集計した事故を内容別に集計してみました。
■水難事故:8件
■車両事故:6件
■火災事故:4件
■その他 :3件
最も多かったのは水難事故でした。それに次いで車両事故、火災事故が主となっていました。車両事故のなかでは特に高速道路の逆走事故が話題となっていましたね。人の流動性増加に加えて長期休みという精神的にも気が緩んでしまう時期な為に誰にでも事故が起こりうる期間だったと思います。
水難事故の多くは川で発生。注意する事は?
最も件数が多かった水難事故を更に絞り込むと、川遊びでの流され・溺れというが半数以上でした。川遊びでの事故は毎年発生しており、その度に注意喚起がなされていますが再発してしまっているのが現状です。
川遊びにおける注意点としては、足元の滑り・急な水深の変化などが主として挙げられていますが、水の流れに関する注意を見かける機会が少ないため一つご紹介したいと思います。
川では反転流(エディ)に注意!
川の流れは地形によって強かったり弱かったりします。そして上図のように上流からの流れに対して岩などの障害物があるところや陸地の突起部が影響して流れが反転することがあります。この流れの変化で体勢を崩すこともあり得るので注意が必要です。
また、仮に溺れてしまった人を救助しにいく場合も、反転流の知識があるかないかでその場の判断が随分変わってくると思います。
同じ川でも日によって水深や底の状態が変わっているので、もし川で遊ぶ際は入る前に全体の状況確認を行うのが事故防止の第一歩になるように思います。
今回の記事は以上になります。
皆さん事故には気を付けて残りの夏休みを過ごしましょう!